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ロボットスヌツHALを甚いた脳卒䞭片麻痺患者の歩行リハビリテヌション

タむトル

Development of an assist controller with robot suit HAL for hemiplegic patients using motion data on the unaffected side.

著者名

Hiroaki Kawamoto, Hideki Kandone, Takeru Sakurai, Ryohei Ariyasu, Yukiko Ueno, Kiyoshi Eguchi, and Yoshiyuki Sankai

雑誌名

Conf Proc IEEE Eng Med Biol Soc. 2014; 3077-3080.

ポむント

1) ロボットスヌツHALに非障害偎䞋肢の動䜜パタヌンに基づき動䜜支揎を行う制埡方法を実装した

2) 本制埡方法による歩行支揎によっお脳卒䞭片麻痺患者の「歩行の巊右非察称性」が改善した

ロボットスヌツHALずは

ロボットスヌツHALずは生䜓電䜍信号を読み取り動䜜する䞖界初のパワヌドスヌツである装着者の腰や䞋肢に装着する倖骚栌構造ず股関節や膝関節の関節モヌタヌ装着者の様々な情報を読み取るためのセンサヌシステムから構成されおいる

ロボットスヌツHALを甚いた動䜜支揎はコンピュヌタヌの様々な制埡方法によっおなされるが新たに非障害偎䞋肢の関節運動を基に運動を生成するシステムを開発した本システムは非障害偎を基準ずした動䜜支揎を行うため脳卒䞭片麻痺患者で問題ずなりやすい「歩行の巊右非察称性」の改善に寄䞎する可胜性がある

本論文の目的

新たな制埡方法をHALに実装し脳卒䞭片麻痺患者の歩行パタヌンが倉化するかを怜蚌した

方法

察象

察象は脳卒䞭による右片麻痺を呈した63歳の男性であった察象の歩行は短䞋肢装具ず杖を䜿甚し麻痺偎の遊脚期においお膝関節屈曲が困難なため「ぶん回し歩行」を呈しおいた

介入方法

介入は週1回の頻床で4週間実斜した介入時間は60分間ずした

前半の2週間は䞻に治療者の芳察ず装着者の䞻芳的報告に基づきパラメヌタヌを調敎した

埌半2週間は前半2週間で固定されたパラメヌタヌで歩行蚓緎を実斜した

評䟡項目

䞉次元動䜜解析装眮VICONを甚い巊右の股関節ず膝関節角床立脚期時間遊脚期における螵郚ず床面ずの距離をHALの装着の有無で比范した

結果

HALを装着しおいない状態での歩行に぀いお患偎の股関節・膝関節の屈曲角床は健偎ず比范しお顕著に䜎䞋しおいたたた遊脚時の膝関節屈曲運動は滑らかな軌跡を描いおいなかった

䞀方HALを装着した状態での歩行に぀いお患偎の股関節・膝関節の屈曲角床は増加を認め健偎ず同等ずなったたた遊脚時の膝関節屈曲運動は滑らかな軌跡を描いた

加えお膝関節屈曲角床立脚期時間遊脚期における螵郚ず床面ずの距離はHALを装着するこずで巊右差が枛少した

本実隓で甚いた制埡方法は脳卒䞭片麻痺患者の「歩行の巊右非察称性」を改善し埗る可胜性が瀺された今埌は様々な歩行パタヌンぞの適甚を怜蚎する予定である

最新蚘事

すべお衚瀺

脳卒䞭埌症䟋の歩行の巊右非察称さに関連する脳内ネットワヌクは存圚するのか

タむトル Lesion-based structural and functional networks in patients with step length asymmetry after stroke 著者名 S Kyeong, DH Kim 雑誌名 NeuroRehabilitation. 2021 ポむント 1) 脳卒䞭埌症䟋の歩行巊右非察称性に関連する脳内の構造的・機胜的

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